週末のイベント

10月11日日曜は東京ゲームショウ2008に行ってきました。

東京ゲームショウ2008
http://tgs.cesa.or.jp/


自分が持ってるゲーム機は、DS、PSPXBOX360というところなのですが、
自分的にはネットとゲームの連携と言う部分が昨今の関心事なので、
特にXBOX360に注目してました。

で、そのXBOX360ですが、紹介PVを見てると結構ソフトが充実してきてる感じでした。
でも相変わらずFPSばっかりで、子供向けゲームがほとんど無いのは致命的だと思う。

あと、PVのBGMがcapsuleの「Starry Sky」だったのはニコ厨を的確にターゲットにしすぎw

それにしてもラインナップを眺めていると日本のゲームと海外ゲームではリアリズムの持ちようが
違うというか、日本だけじゃ食えないから海外売りを目指すというなら
せめてハリウッドSF映画レベルのリアリズムがないとつらいのではないか、という印象。

これだけグラフィックが進化すると、
日本のゲームは中二病っぽい設定で損をしてる感じがする。
ラノベより海外SFを参考にすべきだと思うんだ。

個人的にはミドルウェアやネットゲームのプラットホームの話なんかが
聞けるかな、と思っていったのですが、完全にゲームの展示会なのね。
初めて行ったから知らなかった。

あと思ったのは、
ゲーム画面とかは基本的に撮影禁止だけど、
携帯等があるせいで、実質的にはコントロール不可能な状態になっていること。

すでに多くのブログや動画サイトに映像は上がっちゃってるし。
外人がFlickrにうpしたりしてるし。
英語が通じる人ならまだしも、フランス人やブラジル人やロシア人が来てる可能性もあるし、
あれだけ外人多いと言葉で規制するのも限界ですね。

これは他のイベントでも感じるけど、
携帯で撮影する一般人を規制するのはほぼ不可能で、
マナーで片付けられない問題だと思う。
あれだけの人数全体をマナーでコントロールできるとは思えないので。
というか、良識に期待するぐらいなら撮影できないシステムを作るか、
撮影可能なデータは撮影させて、ユーザー間で販促として使ってもらう形にしたほうが今の時代に適してる。

秋葉原の事件やグーグルストリートビューなどですでに起きている問題だけど、
目の前の光景は全て電子データとしてインターネットにアップされる、
というのが今後当たり前になるのではないか。

そういうデジカメの高画質化、低価格化、インターネットの活用、
さらには情報の共有化というシステム的進化と、
イベントや広報における情報コントロールの距離感を注意深く
図らなければならない時期に来ていると思う。


  • [conference]パソナテックカンファレンスに行ってきた

10月10日土曜はパソナテックカンファレンスにいってきました。

パソナテックカンファレンス
http://www.pasonatech.co.jp/10th/event/pt_conf2008/

聞いてきたのは、以下の講演。

・「僕が、私がプログラマーになった理由を明かします。」
 株式会社ミクシィ 技術顧問 小山 浩之 氏

・「クラウドコンピューティングの衝撃」
 楽天株式会社 楽天技術研究所 所長 森 正弥 氏

・「技術をどう活かすの?~企画屋と技術屋のコラボレーションの軌跡~」
 エヌ・ティ・ティ レゾナント 株式会社 藤代 裕之 氏

・「Webの未来を指し示す技術ベンチャー達の生語録 ~収益は後からついてくるよね?~」
 株式会社ハートレイルズ 代表取締役 上楽 理央 氏
 サイジニア株式会社 代表取締役 CEO 吉井 伸一郎 氏
 株式会社超店舗検索 取締役 柴山 嶺 氏
 株式会社プリファードインフラストラクチャー 代表取締役 最高経営責任者 西川 徹 氏
 株式会社ロケットスタート 代表取締役 古川 健介 氏


特にmixiの小山氏には、エンジニアとしての生い立ちを伺えたのが興味深かった。
自分の今後を考える上でも参考になる話だった。
もっと勉強しようという気になって帰りに技術書を色々買っちゃったし。
あと、はてブをあんまり見ないほうがいい、と言う話は確かに一理あるかもw


また、楽天森氏のクラウドコンピューティングの話も面白かった。
すでにAmazonEC2内部に独自のエコシステムが出来ているとは。。
楽天も今後はそういう方向に行きたいんでしょうか。


エヌ・ティ・ティ レゾナント藤代氏の話はブログ通信簿の話、
企画と技術の連携は確かに大事。個人的経験からも言える。


最後に最近ネットで話題のベンチャーによるお話ですが、
中でも特にはてなとも提携しているプリファードインフラストラクチャーと、
米国からも出資を受けたサイジニアの2社の話が技術的に興味深かった。
レコメンデーションエンジンは今後確かにかなり重要な技術でしょうね。


それにしても自分と近い年齢の方々ががんばっていると、自分もがんばろうという気になりますなー。